あアノコロ記憶のタイムマシン
70代 学校・青春

昭和の図画工作箱|絵筆を洗ってしまった午後

昭和20年代後半から30年代の図画工作の道具箱を手がかりに、絵筆を並べ、洗って箱へ戻した午後を振り返ります。中身や呼び方の学校差にも配慮します。

昭和20年代後半〜30年代(1950〜1964年ごろ)の図画工作の道具箱を思わせる横長の記憶風景
昭和20年代後半〜30年代(1950〜1964年ごろ)の図画工作の道具箱を思わせる横長の記憶風景(イメージ)

70代の時間軸

確認できる背景として、学校の図画工作では、絵筆や絵の具、パレットなどを箱へまとめ、授業ごとに持ち出して使う学習用具が用いられました。ただし資料が示す道具や仕組みと、家庭や地域で実際に使われた時期は同じではありません。ここでは全国一律の経験とはせず、公開資料で確認できる範囲と個人の記憶を分けて扱います。

記憶の場面では、木の机へ道具箱を開き、絵筆と小さな絵の具容器を順に並べて水入れを用意しました。色を混ぜ、授業の終わりに流しで筆を洗い、水気を布で取り、ふたが閉まる向きへ道具を戻しました。使う前の準備から終わった後の片付けまでを順にたどると、物の名前だけでは見えにくい当時の生活の動線が浮かびます。

教室の木机、図工室の流し台、通学かばんとは別に持つ手提げの中にありました。手がかりになるのは、箱の留め金、絵の具の匂い、濡れた筆先、パレットが重なる音です。場所の明るさや季節、一緒にいた人との距離を一つずつ思い出し、確かでない部分を無理に補わないことが自分の記録を守ります。

いまも図画工作の道具は使われますが、箱の素材や中身、学校での保管方法は時代や地域で変わります。便利さの優劣を決めるのではなく、準備や待ち時間、周囲との声の掛け合いが行動へ与えた違いとして、当時といまを見比べます。

思い出の問いは、図画工作の道具箱に入れていた物と、絵筆を並んで洗った友だちを覚えていますか?固有名詞や住所を公開しなくても、箱の留め金や周囲の音など、確かな断片だけで自分の「あの頃」を残せます。

図画工作の道具箱を思い出す三つの手がかり

  1. まず、70代の図画工作の道具箱にまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問い図画工作の道具箱に入れていた物と、絵筆を並んで洗った友だちを覚えていますか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。