あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 音楽

昭和末期のカセット索引|曲順を書き込んだ夜

昭和末期から平成初期のカセットテープのインデックスカードを手がかりに、曲順を書き、一本の録音を仕上げた夜を振り返ります。媒体の仕様と個人の選曲を分けます。

昭和末期〜平成初期(1985〜1995年ごろ)のカセットテープのインデックスカードを思わせる横長の記憶風景
昭和末期〜平成初期(1985〜1995年ごろ)のカセットテープのインデックスカードを思わせる横長の記憶風景(イメージ)

40代の時間軸

確認できる背景として、録音用カセットのケースには、収録内容や曲順を書き留める折りたたみ式のインデックスカードが添えられていました。ただし資料が示す道具や仕組みと、家庭や地域で実際に使われた時期は同じではありません。ここでは全国一律の経験とはせず、公開資料で確認できる範囲と個人の記憶を分けて扱います。

記憶の場面では、録音を終えたテープをケースへ入れ、インデックスカードの細い行へ曲順を書き込みました。A面とB面を分け、録音時間を思い出しながら題名を並べ、友だちへ渡す前にケースの向きを整えました。使う前の準備から終わった後の片付けまでを順にたどると、物の名前だけでは見えにくい当時の生活の動線が浮かびます。

ラジカセの前の机、深夜の子ども部屋、貸し借りするテープを並べた棚にありました。手がかりになるのは、細いペン先、紙の折り目、透明ケースの爪、テープを巻き戻す音です。場所の明るさや季節、一緒にいた人との距離を一つずつ思い出し、確かでない部分を無理に補わないことが自分の記録を守ります。

いまは曲名や順番が画面へ自動表示されますが、限られた紙面へ自分で曲順を収める作業はありません。便利さの優劣を決めるのではなく、準備や待ち時間、周囲との声の掛け合いが行動へ与えた違いとして、当時といまを見比べます。

思い出の問いは、インデックスカードへ丁寧に書いた曲順と、そのテープを渡した相手を覚えていますか?固有名詞や住所を公開しなくても、細いペン先や周囲の音など、確かな断片だけで自分の「あの頃」を残せます。

カセットテープのインデックスカードを思い出す三つの手がかり

  1. まず、40代のカセットテープのインデックスカードにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いインデックスカードへ丁寧に書いた曲順と、そのテープを渡した相手を覚えていますか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。