あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 音楽

平成初期の音楽用CD-R|自分だけの曲順を焼いた夜

平成初期〜中期(1998〜2005年ごろ)の音楽用CD-Rを手がかりに、パソコンで曲順を並べ、書き込みが終わるまで画面の進行表示を見守りました。道具の背景と使い方、今との違いをたどりながら、個人差を尊重して記憶をひらきます。

平成初期〜中期(1998〜2005年ごろ)の音楽用CD-Rを思わせる横長の記憶風景
平成初期〜中期(1998〜2005年ごろ)の音楽用CD-Rを思わせる横長の記憶風景(イメージ)

40代の時間軸

音楽用CD-Rが平成初期〜中期(1998〜2005年ごろ)に身近になったころ、パソコンで曲順を並べ、書き込みが終わるまで画面の進行表示を見守りました。当時の道具は、暮らしの中で特別なものとして飾られるより、使う人の手の届く場所に置かれていました。

購入した音源を自分の順番にまとめる作業が、デジタル音楽へ移る頃の小さな編集でした。家庭や地域で広がる時期には差があり、同じ年代でも使った経験や呼び方は一様ではありません。資料で確認できる変化と、個人の記憶は分けて考える必要があります。

使うときは、空のディスクを入れ、曲を選び、書き込み後に家庭のプレーヤーで再生できるか確認しました。急いで結果を出すより、準備して、試して、うまくいかなければやり直す手順そのものが、当時の時間の流れをつくっていました。

その道具が置かれていたのは、自宅のパソコン机、車のコンソール、友だちへ渡す袋の中にありました。ディスクの反射、ドライブの回転音、印刷した曲目の紙、待つ時間の静けさ。場所の明るさや一緒にいた人の気配まで思い返すと、物の名前だけではない記憶が立ち上がります。

いまはプレイリストを瞬時に共有できますが、焼き上がりを確かめる手順が一枚への愛着を作りました。便利さが増えた一方で、待つことや手を動かすことが会話のきっかけになっていた点は、今の生活を考える手がかりにもなります。自分で作ったCD-Rの曲順と、最初に誰へ渡したかを覚えていますか?

音楽用CD-Rを思い出す三つの手がかり

  1. まず、40代の音楽用CD-Rにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問い自分で作ったCD-Rの曲順と、最初に誰へ渡したかを覚えていますか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。