あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 学校・青春

平成初期のルーズリーフバインダー|金具を開いた授業前

平成初期(1989〜1998年ごろ)の学校生活を、ノートを差し替えられるルーズリーフバインダーの金具から振り返ります。

平成初期(1989〜1998年ごろ)のルーズリーフバインダーの金具を主役にした懐かしい横長写真
平成初期(1989〜1998年ごろ)のルーズリーフバインダーの金具を主役にした懐かしい横長写真(イメージ)

40代の時間軸

コクヨの企業史や国立国会図書館サーチでは、文具・ノート類の展開と出版物を年代ごとに確認できます。 この記事では「平成初期(1989〜1998年ごろ)」を、出典で確認できる製品・制度・資料の時期と、暮らしの中で触れた人の記憶が重なる目安として扱います。地域、家庭、学校、購入時期によって体験は変わるため、同じ世代なら同じ思い出を持つとは決めつけません。

ルーズリーフバインダーの金具の使い方を思い出すと、金具を両手で開き、穴の位置をそろえて紙を差し込み、必要な授業だけを持ち歩こうとしました。 便利さだけでなく、準備の手間、失敗した日、人に借りた日、家族や友だちへ頼んだ日まで含めて、当時の手順が見えてきます。

使われた場所は一つではありません。教室の机、ロッカー、自宅の勉強机、試験前に友だちとノートを見せ合った廊下にありました。 同じものでも、都市部か地方か、学校や家の決まり、近くの店の品ぞろえによって、記憶の背景は少しずつ変わります。

感覚の手がかりとして残りやすいのは、金具の硬い音、紙穴がずれる焦り、バインダーの重さ、プリントのインクの匂いです。写真や年表だけでは抜け落ちる音、重さ、光、匂い、熱をたどると、その場にいた人との距離まで思い出せることがあります。

いまはデジタルノートもありますが、紙を入れ替えて自分の順番に整える行為には学習の手触りが残りました。 便利になった今を否定する必要はありません。違いを比べることで、当時の不便さの中にあった会話、待ち時間、自分だけの工夫を静かに見つけ直せます。

ルーズリーフバインダーの金具を思い出す三つの手がかり

  1. まず、40代のルーズリーフバインダーの金具にまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いルーズリーフを科目ごとに分けるため、どんな順番や色を決めていましたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。