昭和50年代後半の学研「科学」の付録|届いた実験キットを開けた日
1963年に“ふろく付き”の学年誌として始まった学研「科学」を手がかりに、昭和55年〜平成5年(1980〜1993年ごろ)の付録で実験した記憶を振り返ります。

40代の時間軸
学研の公式ブログでは、『学習』は1946年創刊、『科学』は1963年に“ふろく付き”の学年誌として始まり、最盛期には両誌で670万部を発行したと紹介されています。『1年~6年の科学』は1963~2010年に刊行され、3,000を超える実験教材が開発されました。 この記事では「昭和55年〜平成5年(1980〜1993年ごろ)」を、資料で確かめられる発売・開始の時期と、暮らしの中で学研「科学」の付録に触れた時期が重なる目安として扱います。地域、家庭、学校、手に入れた時期によって体験は変わるため、同じ世代なら同じ思い出があるとは決めつけません。
当時の使い方を思い出してみます。箱を開けて部品を確かめ、説明書を読みながら組み立て、顕微鏡をのぞいたり結晶を育てたりして、観察したことをノートに書きました。
学研「科学」の付録があった場所は一つではありません。子ども部屋の机、台所のテーブル、日の当たる窓辺、友だちと見せ合った教室にありました。 都市か地方か、家や学校の決まり、近くの店の品ぞろえによって、記憶の背景は人それぞれです。
音や手ざわりの記憶として残りやすいのは、箱を開けたときのプラスチックと紙の匂い、試験管が触れ合う音、顕微鏡のつまみを回す手ごたえ、結晶が育つまで待つ数日です。年表には残らない感覚をたどると、そのとき近くにいた人の顔まで思い出せることがあります。
いまは実験動画や科学キットも身近ですが、毎号届く付録を自分の手で組み立てる時間には、次の号を待つ楽しみがありました。 今と比べるのは、便利になった暮らしを否定するためではなく、当時の手間の中にあった工夫や会話を見つけ直すためです。
学研「科学」の付録を思い出す三つの手がかり
- まず、40代の学研「科学」の付録にまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
- 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
- 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。
思い出の問い学研「科学」の付録で、いちばん夢中になった実験は何でしたか?
出典と編集方針
このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。
- Gakken公式ブログ「『学研の科学』が復刊!」
- 学研の科学と学習 ふろく大集合(学研公式)
- 編集確認日:2026-10-16。出来事の事実確認と、個人の記憶・感想は分けて記載しています。