昭和48年(1973年)ごろのクーピーペンシル|短くなっても色が続いた全芯の鉛筆
昭和48年〜昭和52年(1973〜1977年ごろ)のクーピーペンシルを、短くなっても色が続いた全芯の鉛筆記憶から振り返ります。発売・開発の時期は公式資料で確かめ、家や学校によって異なる使い方をたどります。

60代の時間軸
サクラクレパスの公式資料によると、クーピーペンシルは1973年発売です。木の軸の中に芯を入れるのではなく、軸全体が芯という構造が特徴でした。1979年にはソフトケースも登場しており、使った時期によって収納ケースの記憶が違うことも確認できます。 ここで振り返る昭和48年〜昭和52年(1973〜1977年ごろ)は、資料で確認できる年を手がかりにした場面の目安です。
地図の区分を色分けしたり、絵の空や地面を広く塗ったりしました。細く線を引くときは先端、広い場所は少し寝かせるというふうに、紙に触れる面を変えます。木の色鉛筆とは削りくずの見た目が違い、軸まで同じ色が続くことが不思議に感じられました。
理科や社会のノートを開く教室、家で塗り絵をする机、工作の道具をしまう棚。使い終わって色順に戻す人もいれば、よく使う数本だけを手前に置く人もいます。学校で指定されていた画材は地域や学年によって異なり、全員に共通する教材ではありません。
缶のふたが鳴る音、丸い軸が机を転がる音、紙へ色を重ねたときの少し滑る手ごたえ。短くなった色だけがケースの中で低く見える景色もありました。一本の長さを見ると、好きだった色や苦手だった塗り方まで思い出せるかもしれません。
いまは大人向けの配色も展開され、子どもの学校用品だけに収まらない画材になっています。画面の色選びなら減らない色も、手元の一本は使うほど短くなります。どの色から減ったかという違いが、その人の描いた世界を残しているように感じられます。
クーピーペンシルを思い出す三つの手がかり
- まず、60代のクーピーペンシルにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
- 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
- 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。
思い出の問いいちばん先に短くなった色は何色でしたか。その色で何を塗ることが多かったですか?
出典と編集方針
このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。
- サクラクレパス「商品・企業の歴史資料」
- サクラクレパス「商品史・関連する公式説明」
- 編集確認日:2026-10-18。出来事の事実確認と、個人の記憶・感想は分けて記載しています。